Bi-Winningでの5分取引の罠
今回はバイナリーオプションの話
最近、投資系YoutuberがやたらめったらBi-Winningというバイナリーオプションの取引業者をやたら勧めています。
特定のYoutuber経由だと入金時20%付与とか明らかに案件。
で、この業者の利用を考えていたのですが罠に気づいて一旦やめたお話。
Bi-Winning
Bi-Winningはフィリピンのバイナリーオプションの取引業者らしいです。
それなりに金融関連の認可を受けているのである程度は安心できるのかもしれません。
Bi-Winningの特徴
バイナリーオプションというとハイローオーストラリアが真っ先に思いつきますが、それと比較して良いところがあり、僕が利用検討した理由でもあります。
同値払い戻し
バイナリーオプションは決済タイミングまでに、エントリーしたタイミングから値動きが上がったか下がったかの2択で取引します。
そして、例えばハイローオーストラリアでUSD/JPYなどの法定通貨だと小数点第3位までをほぼ1秒単位で比較します。
この取引方法だと稀に小数点第3位までエントリー時と決済タイミングが同じ値になる場合が発生しますが、ほとんどの業者では「負け判定」となり賭けた金額が全額没収されます。
ところが、Bi-Winningでは同値だと「引き分け」という判断になり「賭けた金額そのまま払い戻し」となります。この差は大きいですね。
土日も取引可能
法定通貨だと平日しかそもそも取引がなされていないため、土日はバイナリーオプション業者も取引ができない時間が多いです。
一方で、仮想通貨は24時間365日取引可能です。
最近、ビットコインをはじめ、取引銘柄に仮想通貨(暗号資産、暗号通貨)を扱うバイナリーオプション業者が増えてきました。
しかしながらバイナリーオプション業者が土日に取引できないため、平日勤務の会社員の方などにとっては土日取引が難しいのが現状でした。
そんな中、Bi-Winningは土日も取引が可能です。
平日では時間が足りない方にはいいかもしれません。
デモでためして気づいた5分取引の罠
バイナリーオプションというのは1秒を争う非常に厳密な取引であるという考えを僕は持ってます。
もともと土日取引ができるBi-Winningに関心があって、デモ取引を操作してみたら罠に気づきました。
そして問い合わせをした結果、解決できない仕様であることが判明してしまいました・・・・
5分取引を00秒で開始することができない というなかなか香ばしい罠がありました。
具体的な罠
5分取引の方法ですが、Bi-Winningでは5分間までの取引を「ショート」、10分間以上の取引を「ロング」として取引カテゴリをわけており、ペイアウト率も異なります。
本記事を書いているのが週末なのでBTCのスクリーンショットとなりますが、この時点で「ショート」「ロング」という言葉が極めて紛らわしい。
5分取引をするやり方
5分取引をするには「ショート」を選択して、さらにショートの枠内で一番右まで分単位を連打して、5分を選ぶ仕様です。
はい。
つまり 「次の5分間でハイ(ロー)がくるぞ。待機だ」 となっていても、この5分後が表示される瞬間までスタンバイすることができません。
そのため、「ショート」「分単位が切り替わって最新の5分間の取引枠を選択」「ハイorロー」を選択するという3ステップも必要になるので3-5秒も遅れます。 そしてハイローオーストラリアのTurboのような機能はないので、00秒から300秒後が決済になりますが、仮に3秒遅れると3秒後から300秒までの297秒での勝負になるのでロウソク足がエントリーしたいタイミングからずれます。 小数点第3位までの1秒を争う世界でこのラグはひどいものです。
10分取引で待機しておくやり方
では5分足を正確にするために、ロングの10分で待機しておくとペイアウト率が87%→83%まで下がってしまいます。
さらに、10分間取引なので狙っている5分間取引のタイミングだと、狙ったタイミングで消えます。エントリーできません。
これはもうやるせない気持ちになります。
問い合わせてみた
上記の仕様について、5分取引を正確にやる方法はないのか問い合わせてみました。
お世話になっております。
本サービスの利用を考え、デモ口座を操作してみましたが5分取引の正確な方法がわからないので問い合わせます。バイナリーオプションで5分取引を行いたい場合、貴社システムではショートの5分を選択する認識でいますが正確に00分00秒、05分00秒に取引を開始したいのですが、00秒になる瞬間では、ショートの枠内で新しい5分契約の表示を待ち、選び、取引開始を選ぶという3ステップが必要になり最大3秒程度遅れてしまいます。
かと言ってロングで待っていると切り替えられて消えてしまいますし、消える前に取引を開始するとペイアウト率がショートより少ないです。
この問題を解決するためにショートで00秒で正確に取引操作をするにはどうしたら良いのでしょうか。
そしてメールが返ってきました。
お問合せありがとうございます。
当該の現象はシステム上やむを得ないものでございますので、回避方法はございません。
ご確認お願いいたします。
つまり、仕様です。諦めてください。ってことです。
そして僕は考える事をやめた
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