情報商材詐欺疑惑に注意喚起
こっちのサイトでも書きましたけど、
法律は知ってる人の味方です。
仮想通貨が、あの人のせいで暴騰したり暴落したりして、普段投資をしない人にも仮想通貨は浸透してきたように感じます。
で、仮想通貨でもFXでもバイナリーオプションでも、サインツールや自動売買システムをよく見かけます。
たいてい、謎に煽る虹色のフォントを金色の枠で囲んだカラフルなサムネイルでYoutubeにあったりしますね。
僕はサインツールは自作してしまったのですが、個人的には売り出しているサインツールや自動売買システムは信用してないです。
裏で何してるかわかりませんし口座とリンクさせるとか論外です。
購入そのものは個人の判断です。
ただ、その前にちょっと確認してみても良いのではないでしょうか。
今回は注意喚起のお話です。
情報商材詐欺にひっかからない方法
全部が全部詐欺というわけではないですが。
怪しい場合、見極めるポイントがいくつかあるので、そちらを確認しましょう。
特定商取引法表示
ネットなどの通信販売ですと、クーリングオフ制度は現行の法律だと未対応となることが多いです。
クーリングオフ制度は訪問販売で押し付けられてきた場合を想定しておりますので。
Amazonとかが対応しているのは、その企業が勝手にやっているだけです。
なので、お買い上げする前に特定商取引法に則った表示があるか確認しましょう。
そもそも表示がなかったら取引しないことを強くおすすめします。
誇大広告は禁止
上記から引用すると
誇大広告等の禁止(法第12条)
特定商取引法は、誇大広告や著しく事実と相違する内容の広告による消費者トラブルを未然に防止するため、 表示事項等について、「著しく事実に相違する表示」や「実際のものより著しく優良であり、もしくは有利であると人を誤認させるような表示」を禁止しています。
なので、「勝率○%以上!」とか「○万円の利益!」とか「○連勝!」とかはそもそも論外なのです。
マーチン
この勝率の話はトリックがあります。
バイナリーオプションに多いのですがマーチンゲール法という投資スタイルがあります。
これは通称マーチンです。
カジノのギャンブルでよく扱われている手法ですが、これ十分に資金がないと破産します。
負けたら次は賭けた資金の2倍賭けて再度チャレンジする手法です。
これを勝つまで倍賭けし続けます。
詳しい話は以下で。
取り返せるタイミングまでひたすら倍額かかる上にバイナリーオプションだとそもそも2倍返って来ないことが多いです。
ただ、逆にいえば、資金力があればあるほど無限に倍賭けして、いずれは勝ちます。
これはトータルで「勝った」として計算された勝率をアピールしている方が多いです。
つまり、資金力が多いデモ環境やテスト環境で言われても・・・
負けてるパーセンテージは、マーチンを何度までやるかを決めていて、それをすべてやっても勝てなかったら初めて負けとしてカウントしています。
何度も何度もLINE友達の連鎖
Webページや動画をみて、LINE申請をすることでクローズな環境になります。
そして、専用LINEはまた別で、さらにサポートのためのLINEはまた別で。
で、それ本当にサポートをされるの?
というか・・・サポート is 何?
グループLINEと見せかけて個人
とっかえひっかえアイコンとライン名を手動かツールで変更し、あたかも導入して儲かった成果を言い合っているグループLINEを偽装します。
それ、本当にグループLINEですか?
既読は何人ついてますか?
何か聞いても無視されるか、はぐらかされたりしませんか?
やけにみんな「ですます調」だけで発言していませんか?
逆にウェイウェイ言ってませんか?
発言間隔に周期がありませんか?
特定商取引法の表示がされてるけれど内容は?
Webサイトの下の方にリンクがあったりしたりします。
それっぽく作ってあったりしますが気をつけないといけないポイントがいくつかあります。
あくまで僕の経験上ですが。
※どんな修羅場を生きてきたんだ
住所で検索したら、そんな物件が存在しない
集合住宅の住所だが部屋番号が明記されていない
明らかにバーチャルオフィス
電話番号で検索すると地雷報告されている
サイトはクレジットカード対応なのに、特定商取引法表示だと口座振込(現金振込)のみで矛盾
支払先が個人の普通口座への一括振り込みのみ
同じようなツールの振込先と同じところが振込先(つまり元締めがいる)
商品名がギリシャ神話、投資用語などをあからさまに使っている(悪評が検索ヒットしにくい)
ここらへんのツッコミどころに不信感を覚えたら販売責任者に問い合わせしたほうが良いでしょう。
限られた人にしか・・・のロジックはおかしい
同じタイミングでエントリーしてしまう人が多いと困るので人数を限定します
と、言われたり書かれていたりしますが・・・何が困るのでしょう??
たしかに本当にまったく同じタイミングで一気にエントリーすると、取引所とのネットワーク問題や、約定数で制限が発生することは考えられます。
が、ちょっと立ち止まって数秒考えて欲しい。
だいたい、限定30人とかが多い印象ですが、仮に3倍以上の100人にしたとして・・・
世界中で使える金融商品のシステムにそこまでの大きな影響が本当にいきますか?
限定人数
たかだか数十人の違いで世界対応している取引所が影響を受けるとは思えません。
「限定」という特別感を演出しているだけで、何なら本当に限定数が正しいのかすらわかりません。
公開時間になってからある程度の時間が経って
「あと10人となりました!!」
「凄まじい勢いです!」
「問い合わせが殺到しています!」
とか流してきたとして、それ本当ですか?
こういう時はこんなことを言ってみましょう。
財布を管理している妻が(夫に聞いてみたいけど)ちょっとコンビニに行ってるんでそれまで待てませんか?
「キャンセルがでたのでお待ちします」
と返ってきて
「ですが、2枠だけです」
とか言われる可能性があります。
限定して時には自称殺到しているのにどういうことでしょう?
限定時間
人数のほうが限定されがちですが、何気に時間も限定されていることがあります。
これは必ずしも怪しいものではないこともあります。
銀行の窓口が15時までだったりしますし。
ですが、人数限定×時間限定というあわせ技で特別感を演出してるだけです。
成果をみせてくる
バックテストだろうがフロントテストだろうが、そんなものはいくらでも改変できます。
テストのパラメーターをいじっているかもしれないし、成果レポートが虚偽かもしれない。
最も信頼性が高いのは本人がノーカットで数時間行って結果をだしている動画でしょう。
可能であれば何日間か試していただきたい。
ただ、これはやり放題ですし、疑うだけキリがない面でもあります。
DeFiで1日で○万円!福利でさらに○○万円!
間違ってないのですが、その○万円をDeFi銘柄に初期投資している資金力で結果は大きく異なります。
割合(パーセント)で表示されないと意味がありません。
1万円が次の日に10万円ならすごいですね。
1000万円入金して次の日に利益10万円は果たしてすごいのか僕にはよくわかりません。
同じようなアドレスで、同じように絶賛するブログが多い同じツール
FXとバイナリーオプションは暗号資産関連より歴史が長いので、この手の手法もあります。
まさかの許可がでたので事例を。
事実を書くことは問題ありません。
本当に儲けられるかはわかりません。
もちろん購入は自己責任にて。
キャッシュリッチ
キャッシュリッチ2
キャッシュリッチ3
Zoo
ビースト
ウルフ
ラビット
Genius
これらのツール類、すべて同じようなサイトで、同じようにLINE登録でパスワードをもらって、GoogleFormに「紹介者」を書いて、「バンド」というグループ内でのハンドルネームを決めることになるっぽいです。
仮に、仮に、もし、僕がこれに加わるなら、わざわざある「紹介者」は紹介料が入るシステムにしたくなります。
さてここで、みんな大好き「お名前ドットコム」
はい。ドメインの「.com」「.net」が1円です。
それでは以下のサイトのURLを見てみましょう。 名前かそれっぽい単語+数字で1円ドメインが目立つ傾向。
https://www.s-osa.com/cashrich3truth
https://masato1117.com/archives/10265
https://bookman08.com/cashrich-binary-options/
https://fxfreedom5104.com/tools/cashrich3.html
https://yanapii.com/fx/tool/cashrich2-bo.html
https://taka-ryu.com/toolsoft/boea/cashrich2.html
https://fukugyofx.net/bo/bo-tool-4/.html
https://cent-beauty.com/cash-rich2.html
https://zero0815.com/fx/cashrich2202101-geturi2.html
https://bitcoin-land.net/tag/cashrich2/
悪い情報が探しにくい
こういうサイトが乱立していると、ググってみて悪評がなくて安心感を覚えてしまう人がいます。
なんでお金払うのに、検索結果数ページみただけで安心しちゃってるんですか?
SEO対策や記事の量で、実際のお客さん側の率直な意見は検索結果のあとの方にでたりします。
もし払ってしまったら
副業系でもよくあるらしいですが、もし払ってしまって、後から稼げないとわかって返金を求めたい場合。
先方が逃げる前に対応する必要があります。
完全成果報酬型で情報商材詐欺に詳しい弁護士さんに依頼することをおすすめします。
弁護士さんサイドもリスクが大きいため、成功時にはそれなりな費用が発生しますが、泣き寝入りしても、依頼して失敗しても金銭的には同じゼロ円です。
まーたすぐ弁護士とかいう
まとめ
情報商材は情報を販売しています。 ですが、そもそもそれ、絶対に必要な買い物なのでしょうか?
もちろん、正しい情報を早めに入手することは重要かもしれません。
金融商品において、特に仮想通貨は情報戦です。
FXやバイナリーオプションも手法は山程無料で落ちていてデモ口座もあります。
投資とは情報戦で、元本割れリスクを背負ってやるものです。
儲けたいからツールを使いたいとして、そのツールに頼るために自分で情報収集をしましたか?
情報戦なのにも関わらず、自分で情報を集めることを放棄していませんか?
ツール類の導入は各自の判断になりますが、資金管理だけは忘れずに。
投資は余剰資金でやりましょう。
また、取引所の規約で自動ツールは禁止されていたりします。
くれぐれも自己責任で。