Coincheck(コインチェック)を利用する際に気をつけること
2020年12月からビットコインが急騰した影響で、仮想通貨バブルがやってきました。
テレビCMも最近はじまったそうです。
そして非常によく見かける
というフレーズ。
果たして本当にそうだろうか?
ここでの初心者はまったくの未経験者を指すこととし、お気軽と謳われるスマートフォンでの操作を想定してこの記事を書いている。
結論
ビットコインを少額でやりとりするならCoincheck(コインチェック) はオススメできる。
ただし、機能面がシンプルすぎるので慣れてきたらGMOコイン等の他の企業のシステムへ鞍替えすることを推奨する。
初心者にはCoincheck?
ビットコイン爆上げ!
少額から始められる!
恐らく、本当に知識がなくてゼロスタートで「ちょっとやってみようかな」という方がこのようなフレーズに反応するだろう。
僕もそうだった。
あぁそうだ。
なのでちょっと待って欲しい。
僕は2020年11月下旬から仮想通貨を始めた1人である。
この記事を読む人はもしかしたら、その日から2ヶ月も経ってないかもしれないが、その短期間からの経験でCoincheck(コインチェック)に縛られるのは待つべきだと伝えたい。
その理由を本記事に書いていく。
比較サイトをみてみよう
まずは比較サイトを覗いてみようではないか。
たいていアフィリエイトが設定されているがそれは今回気にしないこととする。
操作感
たしかにスマホの操作はほとんど迷うことなく取引ができる。
そしてたしかに手数料が安い。
スマホにインストールしてみて設定して画面を開いてみよう。
うわ~~
いっぱいあるな~~
ってビットコインだけ異常に高すぎない!?
こんな値段払えないよ!!
試しに最初は安いやつを・・・・・
はい、ストーーーップ!!!
ところがどっこい手数料が高い
落ち着け。深呼吸だ。
素数を数えてもいいかもしれない。
たしかに上記では手数料が安いと記載した。
今から説明する。
上記のサイトがきれいにまとまっているのでそれを見たほうが良いかもしれない。
2021年1月16日現在において、コインチェックでは日本で一番多くの種類の通貨を取り扱っている。
BTC(ビットコイン)
ETH(イーサリアム)
ETC(イーサリアムクラシック)
LSK(リスク)
FCT(ファクトム)
LTC(ライトコイン)
BCH(ビットコインキャッシュ)
XLM(ステラルーメン)
QTUM(クアンタム)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
インターネットオブサービストークン(IOST)
手数料が安い!と言われるがそれはほとんどビットコインだけである。
仮想通貨の世界においてビットコインはビットコインと呼ぶが、他の通貨はアルトコインと呼ぶ。
Coincheckは手数料が高いと言われる所以はここである。
何もしらずに日本円を口座にいれて、見た感じ安そうな仮想通貨のどれかをお買い上げして、いろいろ試していると・・・
知らないうちにお金が減る可能性がある仕組みである。
それが手数料であり、スプレッドである。
ただ、直近で急騰したIOSTという通貨を日本で売買するならばCoincheckでしか扱っていない。
しかしIOSTは購入者の大半が日本人なので果たしてどうなるやら・・
とはいえビットコイン無料は嬉しい
数百万円という値段に驚いてしまうかもしれないが、仮想通貨のやりとりは小数点単位で行うことができる。
扱っている企業にもよるが0.01BTCとかでもやりとりができる。
慣れてくると円基準より通貨単位基準で考えたりするようになるが、Coincheckは日本円で表記されるのでわかりやすいかもしれない。
そして500円から投資できるので、この記事を書いている時間だと0.00012394BTCらしい。
お金以外の注意点
これに気が付かないと厄介なことになる。
チャートという名のグラフ
お金の上下なのだからグラフがあるだろう。
とは思うだろうが、以下のグラフのまま売買しないこと。
Coincheckにおいて怖いのはここである。
「へー、仮想通貨のグラフって株やFXの棒のやつと違うんだ~」
とか思ってしまったらアウトである。
年末にケツバットされても仕方がないレベルでアウトである。
上記の赤枠の部分を押して、ロウソク足を表示させないと、どういう動きがあったのかをまったく追うことができない。
この状態が
なんか見たことあるグラフ
である。
ここでは詳細は割愛するが、線の太さ・色が極めて大事になってくる。
ちょっとググれば気づけるが、本当に無知の状態でいるとこれに気が付かないので注意すること。
グラフ表記を変更しなくても売買できるので仕方ないといえば仕方ない。
レバレッジがかけられない
為替のFXでも100倍レバレッジで一気に!
みたいなことができるがCoincheckにはレバレッジ機能が存在しない。
法律で日本でレバレッジを掛ける場合は他の取引所でも4倍に固定されている。
GMOコインでもDMM Bitcoin(DMMビットコイン)でもレバレッジは4倍固定である。
もっとも、本当に何もしらない状態でレバレッジをかけるのはリスクしかないので、あえてその機能がないのかもしれない。
じゃあオススメはどこなのさ
様々な販売所・取引所を使ってきたが、個人的にオススメはGMOコインである。
GMOコイン
GMOコインは手数料が最も安い上にグラフが大変見やすい。
※
ただ、上下激しい瞬間などの手数料は高くなる変動性なので場合によってはお高いスプレッドがとられる。
スマートフォンのみでの操作となると、いろいろ補助するための線の追加も可能で、画面内に4つの軸を表示できる。
大きいスマートフォンやタブレットなら特に役立つ。
そして、GMOコインは以前活躍していた「ビットレ君」というアプリを継承している。
タイミングが掴めないのでスクショはしないが、通貨の上下が大きく変動するとアラートを発してくれる。
よろしくないことではあるが、仕事中にアラートがきたからチャートを見るという行動がとれる。
まとめ
仮想通貨を始めるにあたって、比較サイトにあるように様々な企業から選択することができる。
Coincheck(コインチェック)はたしかにスマートフォンでの操作性はかなり良いが、グラフの表示やビットコインの値段に驚かないこと。
ビットコインで少額の取引をしてみるならば入門としてはありだろう。
ただ、シンプルなだけに機能が少ないので、売買の仕組みがわかったらGMOコイン等の他の企業が参入しているシステムの利用も検討していただきたい。